Neoss®
「プロアクティブ インプラント」
7つの特徴
「プロアクティブ インプラント」はスウェーデン イェーテボリ大学と臨床研究を重ね、歯科先進国において信頼できるインプラントの1つとして認知されており、臨床でも広く活用されています。
特徴1.One Connection for ALL
インプラントのФ3.5からФ6.5まで、アバットメントのプラットフォーム形状が共通の形になっています。補綴コンポーネントはコネクション部が全て同形態・ワンコネクションですので、ストレート/テーパー/ワイドの全てに互換性があります。コンポーネントに付属するインスツルメントやアクセサリも全て共通なので、修復工程も非常にシンプルになります。
※プロアクティブ ストレートФ3.25のコネクション部のみサイズが異なります。
特徴2.超親水性
インプラントのチタン表面へエレクトロウェッティング(疎水表面の水和性を電荷で調整する技術)を利用しているので、親水性の向上だけでなくインプラント表面上での血液やその成分の浸透によるタンパク質・生体分子の密着性が増し、スレッド深部まで骨形成が促進され初期固定向上が期待されます。
インプラント上に施されたブラスト処理やエッチング処理などの粗面化処理は、より早くより強い骨融合が実現します。
ウサギの顎骨に植立したインプラントのin-vivo試験では圧倒的なリムーバルトルク値が記録されました。
ネオスインプラントの表面性状 | プロアクティブ インプラント | 陽極酸化したチタンインプラント |
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複数回にわたるブラスト処理、エッチング処理、親水性処理が施されています。 | プロアクティブ インプラント(図左)の高い親水性がうかがえます。血液との密着性が増し、早期の初期固定が期待できます。 |
プロアクティブ処理されていないインプラント(自社製品)との比較 | |
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プロアクティブ インプラントには多くの血液が付着しており、親水性の高さが読み取れます。 | オッセオインテグレーションの比較(※1)。有意に除去トルク値に差異があり、親水性の高さが術後の骨融合に影響を与えることが読み取れます。 |
※1 Gottlow J & Sennerby L, 2010.‘ Influence of surface and implant design on stability of five commercial titanium implants. A Biomedical study in the rabbit’, AO Meeting, Post 83.
特徴3.素材~強化チタン グレードIV~
特別な製造法(加工処理)により、純度を変えることなく、商業用純チタングレードⅣを超える強度を実現しています。これによりインプラント嵌合部等においても破折の可能性が低くなります。
特徴4.NeoLoc®コネクション
補綴コンポーネントには「NeoLoc®コネクション」という独自の技術を活用。
アバットメントに施された突起部(特殊なラグ)により、回転運動は最小限に制限され、高い安定性と密閉性があります。
300Ncm の負荷をかけてもNeoLoc®が破壊されることのない設計。
ISO14801に類似した社内疲労試験プロトコール。強固なコネクションにより、高い安定性と密閉性をもつ。
Neoアバットメントスクリュー
特殊なラグ
特殊なラグ
チタン表面にゴールドコーティングをすることで、強度はそのままでスクリューの戻りを防止しています。ネジが戻るとアバットメントががたつき、破折やその他のトラブルを引き起こす課題を解消するスクリューです。
また、特殊なラグによりアバットメントとインプラント間の強く、密なコネクションを実現しています。咬合圧でも緩みにくいNeoアバットメントスクリューが、補綴物の長期安定性を保ちます。咬合圧に強いと言われるゴールドスクリューと比較すると30%以上強度が上回っています。長期的臨床における耐破壊性は10%増加し、破折率は10万分の1にまで減少しました。最終補綴物は32Ncmで締め付けます。
特徴5.インプラントキット
プロアクティブ インプラントは製造過程において低炭素表面を実現しており、独自の滅菌・包装方法により、そのままガラス容器へパッケージされています。容器はインプラント表面に炭素成分が付着する炭素汚染を防ぎます。
インプラントキット
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特徴6.Innovativeなフルデジタルに対応
スキャンボディーを用いることで、デジタルソフト上でプランニングを行いプリントモデル、アンギュレイテッド・ストレートのカスタムアバットメント、インプラントブリッジ、他、自由度の高い補綴設計が可能です。
特徴7.表面処理
プロアクティブ インプラントの表面には、ブラスト、エッチング、そして親水性処理が施されています。スレッド部は、高粗面に仕上げることで、強力な骨融合を導いています。また、カラー部は低粗面に仕上げることで、軟組織に優しく、辺縁骨吸収とインプラント周囲炎を低減する構造となっています。